【中学受験】学校見学はいつ行けばいい?経験者が語る上手な親子の学校見学のすすめ

私立中学校選び
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こんにちわ。スマイルパパ(@二児の中学受験生パパ)です。

中学受験の大きなイベントの1つに「志望校選び」があります。

数ある学校の中からどの中学校を受験するのか、6年生の出願が始まる前までには、志望校を決める必要があります。

志望校を決める上で必要なイベントが、気になる中学校を実際に訪問する学校見学です。

しかし、学校見学は、具体的にいつ頃、どのように行えばよいか悩む家庭も多いと思います。

学校見学はいつ頃行くのがいいのだろう?

この記事は学校見学をするタイミング、親子の学校見学の上手な進め方についてお話します。

学校見学はした方がいい

「出願する学校をどこにするか。」

このテーマは出願を開始する直前まで家庭内で悩まれるテーマの1つかと思います。

中学受験において出願する学校数は、平均で5〜6校と言われています。

出願が始まる前までには、入学したいと思える学校を選んでおく必要があります。

その学校選びの判断情報として、気になる中学校に足を運んで見学しておくことが必要です。

「そもそも学校見学はした方がいいものか?」という疑問については、可能な限り学校見学をした方が良いと考えています。

受験生の中には、学校見学をしないまま、学力と学校ホームページ等の情報をもとに受験することもありますが、可能な限り学校見学をすることをお勧めします。

それは仮に入学することになった場合、入学後のギャップができるだけない方が望ましいからです。

「実際に入学してみたらイメージと違った。事前に確認しておけばよかった。」

と思っても入学後は6年間をその学校で過ごすことになります。

全てがイメージ通りということはあり得ないと思いますが、できるだけ入学後のギャップを低減するためにも、ぜひ学校見学をすることをお勧めします。

行きたい学校、行かせたい学校として大事にしていることが、その学校に備わっているかということを実際に足を運んで自分の目で確かめておくことが大切です。

6年間通う学校だから、実際に足を運んで見た方がいいよね。

小学校5年生までに見学しておくことが理想

では学校見学はいつのタイミングで行けばいいでしょうか。

学校見学のタイミングとしては、5年生の1月末までに一通り見ておけるとよいでしょう。

新6年生となる5年生の2月からは通塾回数も増え、5年生の時よりもさらに忙しい時間を過ごすことになります。

平日は小学校の授業がありますので、学校見学をするとしても土日となりますが、説明会を日曜日に開催している中学校はほぼ無いので、実質、土曜日のみとなります。

しかし6年生になると土曜日も塾の授業があったり、模試を受けるケースも増えてくるものです。

「学校見学に行きたいけど、塾も休めないし、時間が取れない。」と学校見学に行けなくなることも考えられます。

そのため、忙しくなる前の5年生までの間に、できるだけ気になる学校の見学は済ませておいた方が良いと言えます。

忙しくなる6年生になる前までに、学校見学ができているといいね。

説明会の予約には開催状況を常にチェック

コロナ渦の中で、各私立中学校の説明会も大きく変わりました。

多くの学校で、説明会に参加できる人数は各家庭親子で1人ずつと参加人数を絞っての開催となりました。

全体の参加人数を制限しての開催となるため、予約が取れない、予約が取りづらいということが各学校で発生しています。

人気の学校であればあるほど、その傾向は顕著で、申し込み開始から数分で満席になってしまうことも珍しくありません。

学校説明会や学校見学の予約は基本的に先着順です。

そのため、予約の受付開始日程をあらかじめ確認しておき、受付が始まったらすぐに予約の申し込みをする必要があります。

各学校の説明会や見学会の日程は、各学校のホームページをチェックすることで確認できます。

また、各学校の学校説明会やイベントをまとめてくれているサイトもあるため、これらを活用して常に最新の情報を確認しておくことが必要です。

オンライン合同学校説明会 | 首都圏中学受験の学校選びに役立つ情報サイト
オンライン合同学校説明会は、首都圏中高一貫校の学校説明会情報や様々な切り口で学校を紹介する特集、保護者の声など、親子の志望校選びに役立つ記事を毎日更新。お子さんに合う校風の学校がわかるAI診断もご提供しています。

気になる学校の開催状況は、定期的にチェックしておく必要があるんだね。

学校説明会はオンラインで十分

学校説明会の形態もコロナ渦により大きく変わりました。

それはオンラインでの説明会が増えているということです。

通常の対面式の説明会に参加できない人向けに、対面式の説明会をライブ配信するパターンや、オンラインでのみ開催する説明会もあります。

いずれも、オンラインで説明会に参加できることは、実際に学校に行かなくても自宅で説明を聞けるため、大変ありがたい仕組みです。

また、オンラインの場合では、参加人数に制限を設けていない場合が多いため、都合が合えば参加しやすいという特徴があります。

「やはりオンラインではなく、実際に足を運んで対面で聞きたい。」

そう考えるご家庭も多いと思います。

しかし、「学校説明会」と「施設見学」を分けて考えれば、学校説明会はオンラインで十分だと思います。

学校の教育方針やカリキュラムなどを校長先生や担当の先生が説明しますが、実際に学校に足を運んだとしても、講堂や体育館などで椅子に座って話を聞くだけです。

そのため、学校の説明を聞くだけであればオンラインで十分だと思います。

オンラインで説明を聞いた上で、さらに興味をもった場合には実際に足を運んで施設見学や生徒の様子などが見られるイベントに申し込んだ方が、効率的に学校を見ることができるでしょう。

オンラインを活用することで、効率的に色々な学校が見れるね。

気になる学校には最初は親だけでいく

数ある中学校の中から志望校を選ぶには、実際に通う受験生である子供の意見も大切になってきます。

中学受験をして実際に通うのは親ではなく子供です。

やはり本人が気にいった学校に楽しく通ってもらえることが親としては嬉しい光景です。

そう考えて、早いタイミングから学校説明会に色々と連れていく場合もあるかと思います。

しかし、学校説明会には最初から子供を全て連れていかず、最初は親だけで行くことをお勧めします。

「子供の意見を尊重したい」と考える家庭は多いかと思いますが、やはりまだ小学生の子供。

「どんな学校がいい?」と言われてもピンとこないのが正直なところかと思います。

逆に、いくら子供が気に入ったとしても、親が納得していないとその学校は志望校として選ばれることはないでしょう。

つまり、最初に親が志望校の候補をピックアップする。

ピックアップした候補の中で子供にも希望を聞く。

という流れが一番スムーズに志望校を選ぶことができる流れだと思います。

我が家も、子供に色々な学校を見せて感想を聞きたいと思い、いくつかの学校を一緒に訪問しましたが、違いがわからなかったり、どこがどの学校かの記憶も定かではありませんでした。

そのため、まずは親が訪問し、志望校として考えられる学校について、親から子供にわかりやすく説明してあげることがよいと思います。

子供を通わせたいと思える学校をまずはピックアップすることが大切だね。

親が気に入った学校に子供を連れていく

志望校選びには本人の学力が重要ですが、親の納得感も重要です。

中学受験の志望校選びに何を重視するかは各家庭様々です。

校舎がきれい、大学の進学実績が良い、食堂がある、家から近い・・様々です。

子供が気に入ったとしても、親が納得できる学校でないと志望校にはならないでしょう。

そのため、親が納得できる学校をピックアップし、ある程度絞り込んだ段階で、実際に受験生である子供を連れて学校見学に行くと良いと思います。

学校見学に行く際には、どんな学校かの特徴を親から簡単に説明してあげると、本人の理解も深まると思います。

候補を絞り込んだ後に、子供を連れて学校見学をしよう。

子供は説明会より学園祭がベスト

学校見学で1番機会が多いのは学校説明会です。

学校説明会では教育理念や教育方針、授業のカリキュラムなど、小学生にとっては難しい内容の話も多く、あまり話を聞いても理解できない内容も多いと思います。

そしてそれは小学生にとっては少々退屈でしょう。

可能であれば学校説明会ではなく、学園祭など実際の在校生と関わるイベントに参加できるとよいと思います。

学園祭であればゲームや発表会など、小学生の子供でも飽きずに参加してくれる要素が盛りだくさんです。

そして実際の在校生の様子も間近で見られることで、学校の雰囲気なども感じ取れるでしょう。

また、学園祭は施設見学も合わせできますので、説明会よりも学園祭の方が子供を連れていくには良いイベントだと思います。

在校生を間近で見られるイベントの方が、子供も興味を持ちそうだね。

時間にゆとりのある内に早めに行動を

4年生から受験勉強がスタートしますが、6年生の入試本番に近づくまで徐々に忙しくなっていきます。

そのため、時間にゆとりのある4年生、5年生という早い段階から学校見学の機会があれば積極的に参加できると良いでしょう。

志望校を決めるという目的でなくても、実際の学校も見ることで、目標意識をもち、勉強のモチベーションが上がることも考えられます。

また、どんな学校が良いのか、良いと思うのかと家庭で話し合うきっかけや材料にもなります。

早めに行動することで、志望校選びにもある程度ゆとりを持って考えることができると思います。

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