失敗しない!中学受験の塾選びの5つのポイント【後悔しないポイントはこれだ!】

塾選び
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こんにちわ。スマイルパパ(@二児の中学受験生パパ)です。

中学受験を始める際に、最初にして最も重要なイベントが子供を通わせる進学塾選びです。

中学受験の進学塾はたくさんあるけど、どうやって選べばいいんだろう?

どこの進学塾に通わせるかが、中学受験の結果に多大な影響を及ぼすことは間違いありません。

既に受験を経験した兄弟や姉妹がいる場合には、それぞれの塾の特徴や選び方などは想像がつきますが、始めて中学受験に挑む家庭にとっては頭を悩ませる大きなイベントです。

中学受験では、進学塾でとても多くの時間を過ごします。

単に「家から近いから」という理由で通わせてしまうと、入った後に思っても見なかった事態が発生し、転塾を余儀なくされることになってしまうこともあります。

しかし、学びの途中で塾を変えるということは、それはそれで大変な決断。

入ってしまうとなかなか他の塾に変えられないのも現実です。

その為、最初から自分達に合った進学塾を選ぶことがとても重要です。

この記事では、中学受験の進学塾を選ぶ際のポイントを紹介していきます。

志望校をターゲットにしているか

進学塾に通う目的は、当然ですが志望する中学校の入学試験に合格することです。

進学塾はテレビのCMで目にする大手から、地域密着でやっているような小規模な塾までたくさんの塾があります。

例えば、最難関や難関私立中学と言われるような高偏差値の私立中学校をターゲットにしている「SAPIX」、中堅や中位校と言われるような中間層の学校をターゲットにしている「日能研」など。

進学塾によって、どれぐらいの偏差値の学校への合格を得意としているかが変わってきます。

「我が子をぜひ最難関の学校に入学させたい。」と思う場合には、まず候補に上がってくるのはSAPIXや、SAPIXから枝別れした「グノーブル」といった進学塾が候補に挙がってくるでしょう。

必ずしも、SAPIXだから中堅校はダメ、日能研だから難関校はダメということではないです。

それぞれの進学塾が、どれぐらいの偏差値帯の合格ノウハウに強みを持っているか(どのレベルをターゲットにした指導が得意なのか)というものがあります。

入塾時点では明確な志望校が決まっている家庭の方が少ないと思いますが、どれぐらいの偏差値の学校を目指していくのか、その偏差値に合った塾なのかどうかが大切になります。

尚、各進学塾では毎年の合格実績を公表していますので、それを見ることで塾ごとの傾向を掴むことができます。

塾が公表している合格実績を見ると、ターゲットにしている偏差値帯がわかるよ

授業スタイルに合いそうか

進学塾にはそれぞれ教育方針があり、授業スタイルや学習の進め方などが異なります。

例えば、「対話型の授業」として疑問を投げかけ生徒との対話を通して理解を深めていく「SAPIX」。

「四角い頭を丸くする」というキャッチコピーが有名ですが「なぜそうなるのか?」という部分を理解いさせる問題を多く用意している「日能研」。

進学塾によって、授業のスタイルや指導方法が異なります。

各進学塾の方針については、入塾説明会に参加することや、ホームページ、パンフレットなどの資料を参考に、特徴を掴むことができます。

その上で、自分の子供がその塾の授業スタイルに合うかどうかを子供の性格と照らし合わせながらか考えてみることが大切になります。

塾の教育方針や授業スタイルは様々。自分の子供に合うか考えてみましょう。

費用に納得できるか

中学受験はよく「課金ゲーム」と言われます。

小学校3年生の2月から通い始め入試本番までに、塾の費用だけで、数百万単位のお金がかかります。

決して安い金額ではないため、入塾を検討している進学塾の費用を事前に確認しておくことが大切です。

尚、進学塾の費用の金額は必ずしも上位の私立中学を目指すほど金額が高くなるとは一概には言えず、例えば、SAPIXがどの塾よりも費用が高いかというと必ずしもそうとは言えません。

学年が上がるにつれて、どの進学塾も費用が上がっていく面は共通しています。

毎月の授業料、テスト代、通常授業に加えたプラスαのオプションの講座など、トータルの金額としてどれぐらいの金額がかかるかを理解しておくことが大切になります。

4年生から6年生までの3年間でトータルいくらかかるのか、事前に把握しておくと安心です。

授業時間・通塾回数は問題ないか

1日の授業時間や週何回通うかという通塾回数は進学塾によって異なります。

4年生のうちは他の習い事を並行して続ける場合も多く、他の習い事の曜日と重ならずに通うことができるかどうかスケジュールを確認することが大切です。

尚、学年が上がるにつれて、週2回だった通塾が6年生では週5日になるなど、一般的には通塾頻度が増えます。

6年生まで通い続ける場合を考えて、通塾回数は確認しておきましょう。

また、授業時間も進学塾によって様々です。

授業時間が長い塾は、当然塾で過ごす時間が長いということは、塾で問題演習や復習の時間を多く取っていることが考えられます。

逆に、授業時間が短い塾は自宅での自己学習の時間を長く想定した学習となります。

例えば、グノーブルは6年生でも通塾は週2日というスタイルをとっています。

塾がない日は何もしないかというと当然そのようなことはありません。

塾のない5日間は自宅で自習をするということになりますので、他塾に比べて自宅学習の時間が多くなります。

4年生から6年生までの3年間、場合によっては自宅よりも多くの時間を過ごすことになることもあります。

6年生までの通塾回数や授業時間を確認しておくことが大切です。

3年間の通塾スケジュールや授業時間を確認しておくと安心だね。

送り迎えは対応できるか

塾に通い始めると、通信教育やオンライン授業ではない限りは、実際に塾で授業を受けることになります。

本格的な受験勉強の開始が4年生(小学校3年生の2月)となります。

まだまだ一人で出かけることに慣れていない年頃。

塾が自宅の近くにあればよいですが、電車に乗って通う場合も多くあります。

ほとんどの家庭では塾の送り迎えが必要になります。

自宅と塾の送り迎えに対応できるかどうかを事前に確認しておくことが必要です。

小学校4年生では送り迎えをする家庭も多いですが、5年生、6年生と学年が上がるにつれ、塾への行き帰りもある程度1人で任せられるようになります。

しかし、5年、6年生と学年が上がるにつれて、塾の終わる時間が遅くなり、塾を出る時間が21時を過ぎることも多くなるでしょう。

進学塾は繁華街にある塾も多く、そうなると、どうしても親が迎えにいく必要が出てくるでしょう。

また、平日の通塾だけでなく、定期的なテストを土日に行う塾も多く、試験会場が都内の学校を借りて開催することも多くあリます。

そのため土日もテスト会場への送り迎えを行うことを想定しておく必要があります。

とても気に入った塾があったとしても、現実的に通えない(送り迎えが対応できない)となると、1人である程度通える最寄りの塾の方がよいという話になることも考えられます。

送り迎えも塾選びのポイントの1つと言えます。

毎日の送り迎えをどうするか、家庭で事前にルールを決めておくことが必要だね。

進学塾を選ぶ際の5つのポイント
  • 志望校をターゲットにしているか
  • 授業スタイルに共感できるか
  • 費用に納得できるか
  • 授業時間・通塾回数は問題ないか
  • 送り迎えは対応できるか
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