【中学受験】首都圏の中学入試解禁日はいつから?都内在住でも戦いは1月から始まる!

中学受験入門
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こんにちわ。スマイルパパ(@二児の中学受験生パパ)です。

中学入試の入試解禁日とは、入学試験を開始してよいという開始日です。

中学入試の解禁日は都道府県ごとに取り決めがされており、開始日が異なっているのが特徴です。

大学入試の共通テストは全国一斉に行いますが、中学受験は地域によって日程が異なるのです。

首都圏の中学入試はいつから始まるのだろうか?

この記事では中学入試における入試解禁日について説明します。

首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)の入試解禁日

中学受験は、入学試験が開始される日程が、都道府県ごとに異なっている特徴があります。

中学受験では、受験生の大多数を占める首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)の日程が中心に語られますが、日程は以下となります。

首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)の中学入試解禁日
  • 1月10日
    埼玉
  • 1月20日
    千葉
  • 2月1日
    東京・神奈川

上記からわかるように、1月10日の埼玉から始まり、1月20日に千葉、そして東京・神奈川の中学入試は2月1日からスタートになります。

尚、2月1日が例えば土日だった場合、金曜もしくは翌週の月曜の平日にずれるのかというと、そういうことはありません。

2月1日という日付は固定となります。

中学受験の人数の多くを占めるのが東京の学校になりますので、中学受験は2月1日とよく言われるのです。

「2月の勝者」という中学受験を題材にした漫画もありますが、このタイトルの「2月」というのは東京の2月1日からの入試を指しているということですね。

埼玉や千葉の学校を受験する受験生の場合、1月中に入試が終わってしまうので「1月の勝者」ということになりますね。

首都圏は、埼玉→千葉→東京・神奈川の順にスタートするのだね。

埼玉は1月10日から

首都圏の中学入試は1月10日に埼玉の学校からスタートします。

毎年1月10日には、受験会場の様子が必ずニュースで取り上げられるため、テレビで目にした方も多いと思います。

埼玉県の入試は、2つの目的で受験生が多く集まる入試になっています。

1つ目は、純粋に埼玉の学校の入学を希望して受験するケース。

2つ目は、2月1日からスタートする東京の入試の前哨戦(練習)として受験するケースです。

中学受験では、定期的に模擬試験(テスト)を受けて自分のポジションや志望校への合格可能性などをチェックします。

しかし、模試は6年生の年末まで。

年を明けると本番入試が始まるため、2月1日の試験が本命の受験生にとっては、1月中に試験がある埼玉の入試は模試として都合がよいのです。

入試を開催する学校側もそれをわかっており、例えば、例年1万人以上の受験生を集める栄東中学校では、試験の合否だけでなく、自分の点数や全受験者の平均点などのレポートを合わせてもらえる仕組みなっています。

まさに模試と同じですね。

尚、栄東中学校は、単なるお試し受験だけの学校ではなく、毎年東大合格者を輩出したり、生徒がテレビのクイズ番組に出演するなど、高偏差値の学校としても有名です。

そのため、御三家や難関校を受験する受験生にとっては人気の学校になっています。

栄東中学校は、試験の合否に加えて点数レポートがもらえるのも人気の理由なのだね。

千葉は1月20日から

埼玉の次は、1月20日から千葉県の入試が始まります。

千葉県の入試に関しても埼玉と同様、2月1日の入試前の前哨戦として受験する受験生も多くいますが、埼玉に比べれば、東京からのお試し受験者はそう多くはないでしょう。

千葉入試が始まる頃には、2月1日の受験校は概ね決定しており、出願手続きも終えている場合も多いからです。

千葉県にも御三家と呼ばれる、市川中学校・東邦大学付属東邦中学校・渋谷教育学園幕張中学校があります。

渋谷教育学園幕張中学校は、渋幕(しぶまく)とよく言われて聞いたことがある方も多いと思います。

これら御三家を筆頭に千葉の受験もスタートするのです。

東京・神奈川は2月1日から

いよいよ2月1日から東京と神奈川の入試が始まります。

入試解禁日とは入学試験を開始してよい日となるため、2月1日に全ての学校が入学試験を開催するわけではありません。

例えば、女子校で人気の豊島岡女子学園や、神奈川の御三家の1つである聖光学院など、2月1日の試験は開催せず、2月2日を初回の試験日と設定している学校もあります。

どんな日程で入試を開催するかは学校ごとの方針によりますので、各志望校の試験日程を組み合わせて、本番試験の予定を計画することになります。

尚、各学校の入学試験はだいたい2月1日から2月5日、6日辺りまでで終了することがほとんどです。

その為、2月1日からの1週間で入試の合否が決まると言っていいでしょう。

受験生にとっては勝負の1週間になります。

2月1日からが勝負の1週間だね。

首都圏以外の地域は?

首都圏の次に中学受験の規模が大きいエリアは関西になります。

関西でも、2府4県(大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県)が共通の入試開始日を定めて入試を開催しています。

関西では入試を開始してよい日を統一入試日と言います。

関西では例年、1月の第2あるいは第3土曜日を統一入試日としているため、毎年日付が変わります。

2023年は1月14日(土)が統一入試日として入試がスタートしました。

関西圏も灘など有名私立学校が多くあります。

2月1日より前に入試が始まる為、力試しに東京から受験しに行く受験生もいることでしょう。

中学受験という3年間続けてきた集大成が約1週間の本番入試。

とても短い期間のため、万全の体調と戦略的な出願で、納得して中学受験を終えられるよう願うばかりです。

体調管理に気をつけて、万全の体調で臨みたいですね!

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